40過ぎにようやく師事し、医学を本格的に学び始める。社会人大学院など、社会に出てからも学びやすい環境が整ってきた今日の日本でも、40過ぎとなればまれな例といえよう。だが、これが700年前だったら?平均寿命を間近にしたお年寄りが医者を志すのに等しい。だが、確かに古代中国にはそんな一大決心をしたひとりの男がいた。それが朱丹溪である。 中国の古代、今のような大学の医学部はもちろん存在しない。医を学ぶには、まずは師を探すことから始まる。便利な電話帳も住所録も、ましてや検索サイトもなかった時代、本物の師を探すことだけでも容易ではなかったはずだ。とりわけ朱丹溪の場合は、40歳と当時としては高齢だったので困難を極めた。そんな朱丹溪を弟子として受け入れたのが羅知悌(らちてい)である。最初は気が進まなかった羅知悌ではあるが、来る日も来る日も門の前にひざまずき弟子入りを懇願する朱丹溪の熱意に心を動かされた。さらに、朱丹溪とじかに接するうちに、朱丹溪の誠実で善良な人柄が気に入り、自身の持つ医学の知識や術(すべ)を惜しげもなく伝えたのだった。只顯示部分資訊。
転載NTDTVJP
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